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Green Leaf Note

こちらで、映画と本について、いろいろ書いていこうと思っています。
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# by akiko_mama | 2007-10-10 20:34 | その他
プライドと偏見
『プライドと偏見』
原題;Pride&Prejudice
(2005年・イギリス)

18世紀末のイギリス。
田舎に住む中産階級のベネット家では、5人の若い娘たちの結婚相手を探そうと、母親が焦っていた。
そんな中、近所に、富豪のビングリー氏が引っ越してくる。
ベネット家の長女・ジェーンは、ビングリーと相思相愛になるが、活発な次女のエリザベスは、ビングリーの友人であるダーシーの愛想の無さとプライドの高さを嫌い、初対面のときから、気に入らなかった。
だが、嫌っていながらも、どこか、彼のことが気になっていて・・・。

ジェーン・オースティン原作の『高慢と偏見』の映画化作品です。
キーラ・ナイトレイが、勝気な次女・エリザベスを、とても魅力的に演じています。

最初のほうは、男女が人前で手を繋ぐことも出来なかった、当時の恋愛の奥深さに、じれったくなってしまうほどですが、それに慣れると、逆に、制約のある中で、互いの感情をどう表現していくのか、という点に、ドキドキさせられます。
女性が一人では自立できなかった時代。
唯一、結婚という手段で、男性に頼らなければ、多くの女性が生きてはいけなかった時代。

そんな当時の、さまざまな女性の恋愛の様子が描かれていて、古典と言われる原作からは、この現代にも通じる、女性の姿を感じ取ることが出来ます。

結婚とは何なのか、どういう男性が本当の愛を知っているのか。

古典の映画化とはいえ、決して古臭くもなく、瑞々しくも美しい映画だと思います。

特に、イギリス大好きの私には、作品の舞台として出てくる、実際の多くの城やマナーハウスが、これまた、とても魅力的で。
以前、イギリスをドライブ旅行したとき、ロングリート城も、行きたかったけど、行けなかったんですよね(><)
レンタルDVDでも、特典映像として、それらの歴史的建造物の紹介が収められていて、美しい英国の風景を堪能できます。

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# by akiko_mama | 2006-11-25 12:26 | 映画
英雄の条件
『英雄の条件』
原題; Rules of Engagement
(アメリカ・2000年)

ベトナム戦争さなか、ホッジスは戦地で敵に襲撃を受け、窮地に陥る。
重傷を負ったホッジスの命を救ったのは、チルダーズだった。

ホッジスは、その戦闘での傷がもとで、前線を離れたが、チルダーズは現役の軍人として、第一線で活躍していた。
二人は、その後も交友を深め、28年後、ホッジスが引退を決意したときも、チルダーズは引退祝いに駆けつけた。

そんなとき、チルダーズに中東での任務を命じられる。
デモ隊に囲まれた大使館から大使一家を救出する、という命令だったが、それは、上層部が思っているほど、簡単な任務ではなかった。
激しい攻撃を受け、部下を失ったチルダーズは、デモ隊へ向けて発砲するよう、命じる。

チルダーズの命令により、一般市民に多くの死者を出すことになり、アメリカでは大きな非難を受ける。
アメリカ政府も、外交問題になるのを恐れ、チルダーズ個人に、その責任を負わせようと目論んでいた。

部下の命を守るために取った、その行動が問題となり、チルダーズは殺人罪で軍事裁判にかけられることになる。
誰一人、味方のいない、不利な証拠しかない状況で、チルダーズは、旧友、ホッジスに弁護を依頼するが・・・。

戦争という状況下における殺人とは?
深刻なテーマを、軍事裁判を通じて描いた、スリリングな映画です。

ホッジスを演じるのは、トミー・リー・ジョーンズ。
そして、チルダーズを演じるのは、サミュエル・L・ジャクソン。

二人とも演技派でありながら、どこか、飄々としたイメージがあるせいか、深刻な問題を扱って、重くなりがちな映画でありながらも、二人のオヤジの間の熱い友情が、とてもイイ感じです。

監督は、『エクソシスト』や『フレンチ・コネクション』の名匠ウィリアム・フリードキン。
重厚な作りの映画になっています。

ここで扱われている問題も、今もまだ、軍事大国アメリカが抱え続けているもの。
自分の命、部下の命を守ることは大事だ。
だが、そのために、他の人間の命を奪うことは、正しいのか?
これは、そんな、永遠の問題提起でもあると思います。


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# by akiko_mama | 2006-11-15 19:24 | 映画
アイリス
『アイリス』
原題;Iris
(イギリス・アメリカ;2001年)

デイムの称号すら与えられたほどの、英国を代表する有名女流作家、アイリス・マードック。
老境にさしかかった彼女は、執筆のかたわら、講演活動も行い、精力的な活動をしていた。
彼女の夫、ジョンとは、1950年代に、オックスフォードで知り合った。
大学の仲間うちでも、少し弱気なジョンだったが、美しいアイリスに惹かれ、一目惚れしてしまう。
勝気で自由奔放なアイリスは、複数の男性と付き合っていたが、その後、アイリスはジョンと結婚し、小説家として文壇にデビュー。
言葉に拘りを持ち続け、その小説は絶賛を浴びていたが、やがて、老いたアイリスは、物忘れが酷くなり、文字を書くことすら出来なくなって・・・。

実在の作家、アイリス・マードックの夫であり、文芸評論家で作家でもある、ジョン・ベイリーが書いた回想録をもとに作られた映画です。

ジョン・ベイリーを演じた、ジム・ブロードベントが2002年アカデミー賞助演男優賞と、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞。
アイリスを演じた、シュディ・ベンチが英国アカデミー賞主演女優賞を受賞など。
イギリスで最高の名優たちと、最高の映画スタッフの手による佳作です。

老いたアイリス、そして病魔に冒されるアイリスと同時に、若き日の活発なアイリスの姿がジョンの回想とともに語られていきます。
ケイト・ウィンスレットが、奔放でありながらも、聡明で才気溢れる、若き日のアイリスを演じています。

眼鏡をかけ、内気でおっとりとしたジョンと、勝気で美しいアイリス。
そんな二人の愛が深まっていく様子、そして、老いた二人に訪れた悲劇・・・。

あれほど、作家として、言葉に拘りを持ち続けていたアイリスが、その言葉すら理解できなくなってしまう姿は、あまりに残酷です。

老いるとは、どういうことなのか、言葉も分からなくなってしまった妻を、どう愛していけばいいのか。
突然つきつけられた、ジョンの苦しみは、いずれ、私たちも背負うことになるかも知れないもの。

そう思うと、とても、つらく苦しいですが、かと言って、目をそらすことも出来ない。

でも、映画の中に、ずっと存在しているのは、純粋さ。
アイリスは、字も書けなくなってしまったけれど、その様子は、とても無邪気で純粋です。
人を愛するとは、どういうことなのか。

そのことを、考えさせてくれる、美しい映画だと思います。
老夫婦を演じる、二人の名優の素晴らしい演技は、必見です。

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# by akiko_mama | 2006-11-15 18:51 | 映画
レッド・ドラゴン
『レッド・ドラゴン』
原題;Red Dragon
(2002年・アメリカ)

『羊たちの沈黙』、『ハンニバル』に続く、第三弾です。
時系列的に(そして、原作の発表順では)、『羊たちの沈黙』の前の話、となります。

連続猟奇殺人者であるハンニバル・レクター博士を、自ら傷つきながらも逮捕した、FBI捜査官のウィル・グレアム。
しかし、その事件をきっかけに、グレアムはFBIの職を辞して、家族とともに、フロリダの太陽の下にいた。
そこに、上司であった、ジャック・クロフォードが、新たな連続猟奇殺人の解決の糸口を求め、グレアムの下を訪れる。
グレアムでなければ、分かりえない、心理的直観を、ぜひ、事件解決に役立てて欲しいという。

また次の満月の日に、殺人が行われるだろう。それをなんとしても、阻止したい、というクロフォードの熱意に負けて、グレアムは再び、捜査の第一線に立つ。
だが、出来ることには限りがあった。
ただ、以前、解決した事件の時のように、レクター博士の助言を得れば、何か手掛かりが見つかるかも知れない。

そこで、レクター博士が逮捕後、収容されている、ボルチモア州立精神病院へ単身、向かったグレアムだったが・・・。

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# by akiko_mama | 2006-10-10 08:37 | 映画
アイランド
『アイランド』
原題;The Island
(2005年・アメリカ)

近未来の、規律正しく、統率された管理社会。
そこでは、健康も衣服も、性すらも、コントーロールされていた。
外の世界は汚染されており、何百人かの生存者のみが、その空間で過ごすことを許されていた。
そして、毎日、同じことが繰り返される生活の中で、居住者たちが唯一、夢見るのは、「アイランド」だった。
そこは、世界の中で、ただひとつ、汚染されていない夢のような場所であり、抽選で選ばれた者だけが、移住することの出来る場所。

しかし、リンカーン・6・エコーは、悪夢にうなされた晩から、この統制の取れた社会に疑問を抱くようになる。
そして、彼は、真実を探そうとするのだが・・・。

主演は、ユアン・マクレガー。
監督は、『アルマゲドン』や『ザ・ロック』のマイケル・ベイ。

実際、これは昨年、上映された映画ではありますが、新聞・TVなどで上映の告知を見ても、あまり、見たいと思う映画では、正直、なかったのでした。
それが、先週、借りてきたDVDの中に、予告が入っていて、近未来SFを見ておきたかったこともあり、ちょうどいいかなと思って、借りてみたんですが。

それが、まあ、見てみると、予想外に(というか予想をはるかに越えて)面白く、もう、何度もハラハラ、ドキドキさせられて。
アクション・シーンも、息つく暇も与えないくらい。
いやー、これを映画館の大画面で見ていたら、すごい迫力だったのでは。
(本編を見たあとで、メイキングを見ましたが、CGでの作りこみではなく、アクションシーンは
実際に、カメラを回していて、さらにビックリでした~)
とにかく、予備知識もなく、あまり期待していなかった分、面白さ倍増でした~。

もちろん、ストーリーも、伏線がちゃんと張られていて、うまく作りこまれています。
もう、ユアンも絶対絶命~っ(><)、と思う場面が、何度もあって、これでもか、というくらい。
ほんと、何度もドキドキして、画面から目が離せませんでした。

しかし、これは、やはり、あまり、ストーリーの筋を紹介してしまうと、ネタバレになっちゃうし、その辺りで、上映時も、うまく予告できなかったのかな、なんて。
いやはや、予告って、難しいですねー(><)

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[続きを読む](映画のネタバレは無し)
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# by akiko_mama | 2006-05-20 15:51 | 映画
13デイズ
『13デイズ』
原題;Thirteen Days
(アメリカ・2000年)

J・F・ケネディ大統領の元に、ソ連が、カストロ政権下のキューバに核ミサイルを持ち込んだらしい、との報告がもたらされた。
キューバ上空から撮影された写真では、明らかに、弾道ミサイルと、その発射台が写っていた。
緊急で召集された、国家安全保障会議緊急執行委員会では、その対処について、論議が交わされた。
ただちに空爆の指示を求める軍部。
だが、それは、第三次世界大戦勃発にほかならなかった。
軍部の強硬な意見とは異なり、何とか、空爆だけは阻止したいという大統領の意向を受け、弟のケネディ司法長官、友人のオドネル大統領特別補佐官は、大統領とともに、最善策を求めて奔走するが・・・。

1962年のキューバ危機をサスペンス・タッチで描いた社会派ドラマ。
世界が第三次世界大戦を免れた、たった13日間の攻防。
その短い間に、どれだけのドラマがあったのか。
軍部と大統領との間の確執。
このキューバ危機における恨みがあって、軍部が、密かに大統領暗殺を目論んだ、というウワサも、一部にはありますが、それも、まんざらではないというか・・・。

ホワイトハウスの頂点にいる三人の男たちが、軍部を含む政府内の多くの反対派たちを、いかに組みして、13日間に渡る、このケネディ政権最大の苦難を乗り切ったかが描かれています。

オドネル大統領補佐官に、ケビン・コスナー。
でも、その数年後に起こった大統領暗殺事件を描いた『JFK』での、ジム・ギャリソン検事役のイメージのほうが強すぎて、あんまり、大統領補佐官というイメージが湧かない・・・((^^;; 
他の二人、ケネディ兄弟が、それなりに実物に似ている俳優を起用しているあたり・・・。

以前にも、この映画を見ていて、そのときには、気にならなかったのですが、今は気になってしまう、ロバート・ケネディ役。
・・・『デスパレートな妻たち』のミスター・バンデカンプさんなので。
もともと、実物に雰囲気がとても似ている人だったのですね~。

問題があまりに大きいせいもあるのでしょうが、史実を知っていながらも、大いにハラハラできる、緊張感溢れる、良質のドラマになっています。
手に汗握りながら、あっと言う間に、見終わっているというか。
敵はソ連だけじゃない、というところが、とても政治的で、単なる軍隊物の映画とは違う面白さ。
今回、見直して、改めて、こんなに面白い映画だったんだと思いました。

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# by akiko_mama | 2006-03-05 22:07 | 映画