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英雄の条件
『英雄の条件』
原題; Rules of Engagement
(アメリカ・2000年)

ベトナム戦争さなか、ホッジスは戦地で敵に襲撃を受け、窮地に陥る。
重傷を負ったホッジスの命を救ったのは、チルダーズだった。

ホッジスは、その戦闘での傷がもとで、前線を離れたが、チルダーズは現役の軍人として、第一線で活躍していた。
二人は、その後も交友を深め、28年後、ホッジスが引退を決意したときも、チルダーズは引退祝いに駆けつけた。

そんなとき、チルダーズに中東での任務を命じられる。
デモ隊に囲まれた大使館から大使一家を救出する、という命令だったが、それは、上層部が思っているほど、簡単な任務ではなかった。
激しい攻撃を受け、部下を失ったチルダーズは、デモ隊へ向けて発砲するよう、命じる。

チルダーズの命令により、一般市民に多くの死者を出すことになり、アメリカでは大きな非難を受ける。
アメリカ政府も、外交問題になるのを恐れ、チルダーズ個人に、その責任を負わせようと目論んでいた。

部下の命を守るために取った、その行動が問題となり、チルダーズは殺人罪で軍事裁判にかけられることになる。
誰一人、味方のいない、不利な証拠しかない状況で、チルダーズは、旧友、ホッジスに弁護を依頼するが・・・。

戦争という状況下における殺人とは?
深刻なテーマを、軍事裁判を通じて描いた、スリリングな映画です。

ホッジスを演じるのは、トミー・リー・ジョーンズ。
そして、チルダーズを演じるのは、サミュエル・L・ジャクソン。

二人とも演技派でありながら、どこか、飄々としたイメージがあるせいか、深刻な問題を扱って、重くなりがちな映画でありながらも、二人のオヤジの間の熱い友情が、とてもイイ感じです。

監督は、『エクソシスト』や『フレンチ・コネクション』の名匠ウィリアム・フリードキン。
重厚な作りの映画になっています。

ここで扱われている問題も、今もまだ、軍事大国アメリカが抱え続けているもの。
自分の命、部下の命を守ることは大事だ。
だが、そのために、他の人間の命を奪うことは、正しいのか?
これは、そんな、永遠の問題提起でもあると思います。


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by akiko_mama | 2006-11-15 19:24 | 映画