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THE・少女マンガ! ~槇村さとる~
『BSこだわり館 THE・少女マンガ! 作者が語る名作の秘密』
愛のアランフェス ~槇村さとる~
(NHK-BS2)

前回の3回シリーズから見ていたこの番組。
今回は、8/29から3回放送ということで。

槇村さとる先生は(以下、敬称略)、しばし、ハマっていたマンガ家さんでした。
と言っても、今回、主に取り上げられた『愛のアランフェス』ではなく。
持っていたのは、『ダンシング・ゼネレーション』から『NYバード』、そして『ダイヤモンド・パラダイス』あたりまで。
レディースに移られてからは全く読んでないので、分からないのですが。

ただ、人気作『愛のアランフェス』からの流れで、今度はモダン・ダンスを取り入れた(スポーツ)マンガが気に入っていたのは、ダンスの好きだった女子高生という主人公が、自立しながら、夢を追い続け、栄光と挫折の繰り返しの中で、自らの夢を掴み取ろうとする、その勝気さ、強さが自分もほしかったせいかもしれない、と今では思うのです。
ちょうど、自分も、そんな年代だったから。
この、槇村さとるという作家は、昔から、絵がしっかりしていて、綺麗だったけれど、どこか、全体的にドライな人だな、という印象はありました。
ダンスというスポーツ物(?)を描くからには、画面の中では、汗が飛び、ハツラツとした身体の動きがあるのに、そこに描かれる人間関係は、とてもドライ。
そこがまた、スタイリッシュで良かったのかも知れませんが。

今回の番組で、その後、しばらくして、槇村さとるに不遇の時代が訪れ、精神的にもボロボロとなり、本人が記憶障害にまでなっていたというのは、驚きでした。
初めて出したエッセイの中で、自身の生い立ちについての告白をされていたのを読んでいたので、あのマンガを描いていたのは、こういう人だったのか、と少しは分かったつもりでいましたが。
でも、あれから、さらに、いろいろあり、個人としてもマンガ家としても、復活も遂げて、レディースのほうで描いたマンガが、何本もTVドラマ化され、しかも、6年前には、性人類学者の方と、対談をきっかけに、43歳で結婚されていたというのを、先日知って、さらにビックリ。
しかも、そのパートナーとは、一緒にエッセイ本も出して、今では、AMAZONで見ると、マンガよりも、かなり上位に食い込んでいるほど。
それまで、少女マンガの世界では、驚くほど早くから、自立した女性を描いていた槙村さとるが、マンガの中に込めていたメッセージが、今度は、そのマンガを読んで育った世代に向けて、自らの結婚観や恋愛観について、エッセイで、パートナーとともに語り続けてくれている。

今回の番組を見てみても、やはり、槇村さとるとは、特殊なマンガ家だな、という印象を持ちました。
本人の、逆境に耐えながらも生きてきた、その意思の強さが、マンガの中に「生き様」として、そのまま現れている。
それは、描きたいのが、マンガとしてのキャラクターとしてでも、物語でもなく、自分が読者に伝えたいことを描くのだ、という、そのための手段であるマンガ。
番組の中でも紹介されていた、ストーリーを作るにあたって、まずは、伝えるべきメッセージは何か、という点から考え始め、徐々にストーリーを作っていくという、特殊な方法(こんなことをしているマンガ家が、他にいるのか?)からも、それは明らかでは?
普通、あるシーンとか、登場人物の会話とか、こんなキャラクターが描きたいとか、こんなストーリー展開を書きたい、とか、そういう点から、物語というものは、骨子を作っていくものだと思っていたので、槇村さとるの手法には、本当に驚くばかりでした。
だからこそ、メッセージ性の強いマンガとして、読者にインパクトを与えるんでしょうね。

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7月に発売になったばかりの対談集。
わたなべまさこ、山岸涼子など、先輩マンガ家から、岡田斗司夫、柳美里など、さまざまなジャンルの人と対談しています。パートナーのキム・ミョンガンさんとの結婚についての対談も。
こういう仕事をしている女性マンガ家、というのも、やっぱり、珍しいと思う・・・。
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by akiko_mama | 2005-08-31 01:26 | TV
ルワンダ
このところ、あまり映画を見ないので、最近見た、印象的なTVのことなど。

アメリカのTV局、ABCのワールド・ニュースが時折、NHK-BS1で流れるので、好きでよく見るのですが。
その中で、先日、たまたま見たのが、映画『ホテル・ルワンダ』で主演したことがきっかけで、先月、映画のプロモーションのために、ルワンダを訪れたという、俳優ドン・チードルのルワンダ・レポートでした。
以前、ABCのドキュメンタリーに協力したことが、きっかけで、ドン・チードルが、今回もルワンダ・レポに協力したとのこと。

今回、ドン・チードルは、幼い娘たちと奥さんとともに、ルワンダを訪れていました。
そして、家族とともに、現在、ルワンダに住む子供たちの過酷な状況を、彼らから直接、話を聞くという形でインタビューが始まりました。

ルワンダでは、夜、子供たちが寝ている間に誘拐されていくというのです。
そして、逃げることも出来ずに、レジスタンス軍の少年兵として育てられ、そこで生きていくためには、人を殺すことさえ厭わないよう、教育されてしまうのです。
実際、幼少の頃に誘拐され、少年兵として生きてきた少年の告白がインタビューで流れました。
もう、何十人殺したか、覚えていない、と彼は言いました。
でも、そうしなければ、自分がレジスタンス軍の中で生かしてもらえない。
だから、何の罪もない人々を、理由もなく、ただ殺してきたのだと。

一方、幼い少女たちはレジスタンス軍に誘拐され、兵士たちの妻にされてしまうということでした。
まだ、女性でもない彼女たちを、無理矢理。

そんな少年少女たちが、今では、NPOに何人も助け出され、NPOのテントで更正に向けて暮らしていました。
でも、非日常的で残酷な日々を過ごしてきた彼らの心が休まり、普通の生活に戻るには、長い時間がかかるそうです。

我が子を誘拐されないために、親たちは、夕方になると、子供をNPOのシェルターに向かわせていました。
夜、NPOの大きなシェルターには、何十キロも離れた村から、何時間もかけて歩いてきた子供たちが何百人と集まってきます。
狭くて堅い床に雑魚寝のようにして寝ることになるけれど、攫われるよりは良いからと。
そして、子供たちは無事に朝を迎えると、今度はまた、何時間もかかって、村まで歩いて帰るのです。
そのあとで、学校に行く子もいました。
毎晩、こんな生活が続くのです。
自分の家ですら、安眠できない子供がいるという、この国の現状。

一緒に、この話を聞いていたドン・チードルの下の娘さん(七歳か八歳くらいかな?)は、その晩、眠れなかったと言います。
そして、「パパ、アメリカでも、こんなことが、いつか起こっちゃうの?」と尋ねたとか。
やっぱり、同じ年代の子供が、世界のどこかで、こんな境遇にあったことは、幼い彼女にとっては、とてもショックだったことでしょう。

ルワンダでは、また、エイズで死亡する率も高く、両親がエイズで亡くなり、孤児となってしまう子供たちも多いとのことでした。


ドン・チードルが主演した『ホテル・ルワンダ』とは、1994年のルワンダ大虐殺を描いた映画です。
2004年度アカデミー賞に何部門もノミネートされ、また、ナショナル・ボード・オブ・レビューや、トロント国際映画祭などでも、賞を得ました。
しかし、残念ながら、ドン・チードルを始め、ニック・ノルティ、ジャン・レノ、ホアキン・フェニックスなど、有名な俳優が出演し、高い評価を得た、この映画は、日本では公開されていません。
私も、アカデミー賞の授賞式の映像で、ノミネート作品として、この映画が紹介されているのを、ちらっと見ただけです。
日本では、現時点では、DVDも発売されていないようですし、映画配給される予定も無さそうです。
でも、そんな、この映画をぜひ見たい、という活動も始まっていることを、今回、知りました。
『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会です。

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この映画についての解説や、活動内容なども紹介されています。
そもそもの活動の発端となったのは、ソーシャル・ネットワーキング・サイトmixi!の掲示板だったとか。
(というわけで、私もmixi!でのコミュニティに参加してみました★ だって、公開された暁には、絶対、見たいもの)
ブログが世界を動かすような、そんなステキなことが起こればいいな、と思います。

◆Cheadle Visits 'Hotel Rwanda' for 1st Time
ドン・チードルがルワンダを訪れたときのABCニュースの記事です。

◆HOTEL RWANDA Official Movie Site
もちろん、英語ですが・・・。

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アメリカでは、DVDが発売されています。
日本でも、発売されるといいなあ。
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by akiko_mama | 2005-08-28 19:37 | TV
パリ・ルーブル美術館の秘密
『パリ・ルーブル美術館の秘密』
原題;LA VILLE LOUVRE
(1990年・フランス)

何だか、ルルーの『赤い部屋の秘密』みたいですが(笑)
でも、ミステリではありません。
ルーブル美術館の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画です。

美術館で働く人と言って、まず思い浮かべるのが、学芸員でしょう。
でも、1200人いるルーブル美術館の職員のうち、学芸員は50人足らずだそうです。
他には、掃除人、額に金箔を貼り付ける人、庭師、消防士、ガードマン、医者、絵画修復をする人、調理人・・・etc。

美術館が、観客の前に姿を見せるまでの、内部での様子が、この映画では、描かれています。
しかも、いかにも、フランス映画らしいというか、説明はいっさいナシ。
BGMも、ほとんどナシ。
その人がどういう職業の人なのかとか、何をしているのかとかの解説もナシ。
まるで、そこに、カメラが存在していないかのように、普通に振舞う人々。(俳優じゃなくて、素人なのに!)
だから、見る側は、逆に、美術館で働く人たちの中に、こっそり潜入して、彼らの様子を覗き見しているような気になります。
もしくは、いったい、この人は何をしているんだろうか、と逆に注意を引かれてみたり。

普段、何気なく、美術館で見ている、見上げるほどの大きな絵も、全て人力で運び込まれ、注意深く、上まで持ち上げられていく様子とか。
もしくは、一人が一枚の絵を持って、細い通路を、ひょいひょいと運んでいく様子とか。
それが、よく美術図鑑で見たり、教科書で見たりする有名な絵だったりするので、何だか、不思議な気分でした。
普段は、手も触れられない高価で、人類の秘宝とも言うべき絵なのに、ツナギを着た渋いおじさんたちの手によって、荷物みたいに運んで行かれるのですから。
数ある収集物の中から、どの絵を展示するか、悩んでいる学芸員さんとか、どんな配置で飾ろうかと悩む学芸員さんとか。
いきなり、展示室の真ん中でピストルを発射して、音の測定をしている人とか、訓練で、倒れた人を担架に乗せて運び出す救急隊員とか(部屋が多すぎて、道に迷わないのかな?)。

元がお城なだけに、地下にあるのは、中世に作られたとおぼしき、暗く狭い通路で、表示なんて何もない、そこを一人の女性が、何度も曲がって曲がって、どこへ行くのかと思ったら、地下の奥深い場所のドアを開けると、明るい照明に照らされた、壺などの管理室(?)がいきなり出現したりとか。(温度管理の問題なのかな?)

普段、私たちが訪れるときには、おすまし顔の美術館だけれど、その内部には、私たちが想像もしていない、いろんなドラマがあって、いろんな人の働きで美術館は支えられているんだなあ、と思いました。

カメラワークなども面白く、フランスでは有名なフィリベール監督の感性が光るドキュメンタリーです。
フランスでは、公開当時、幾つもの賞を得たほどだとか。

この映画、日本でも公開されたのですね。
DVDは2004年の秋に発売になっています。
5670円という値段は、ちょっと高すぎるかな?

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左が日本版DVDジャケット。右がフランス版DVDジャケット。
右側は、大きな絵を紐で吊るして、持ち上げようとしているオジサンの様子ですね。
日本人好みなのは、やっぱ、左かな?
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by akiko_mama | 2005-08-10 08:44 | 映画
終わらないアスベスト問題
『終わらないアスベスト問題~増加するがん患者』
NHK-BS世界のドキュメンタリー
(2005年・フランス・ポワンドジュール制作)

日本でも、アスベストによる中皮腫被害が大きく報道されている昨今ですが。
もう、とっくに、使用は禁止されているのに、かつて、これほどまでに、取りざたされたことってあったのでしょうか?
私は、あまり、記憶に無いのですが。
やはり、裁判所での既決で、労災認定されるようになり、それがあって初めて、企業や国が調査を行い、患者数や、仕事と病気との因果関係が明らかになっていったから?
でも、本来であれば、アスベストが使用禁止になった時点で、そういう調査が行われるべきだったのに、75年当時では(※吹き付けが禁止となった年。それ以降も、混入したものが使用されていた模様)、『静かな時限爆弾』であるアスベストと中皮腫との因果関係は、訴えが起こっていても、証明が難しかったのかも知れませんが・・・。

そんな、アスベスト問題が、97年に先立って沸き起こり、国中で問題となったのが、フランスでした。
このフランス製作のドキュメンタリーでは、97年にアスベスト全面禁止をシラク大統領が発表するまでの過程、そして、その後、フランスや、世界に何が起こったかを報道していました。
97年当時、フランスにおけるアスベスト全面禁止は「間違い」だと断定したのは、なんと、カナダの労働大臣でした。
カナダがアスベストをフランスに輸出していたからです。
最大の輸出先を失ってしまうことを恐れたカナダは、当時の労働大臣自身が、わざわざフランスを訪れ、アスベストは安全なものであり、健康被害は無い、と堂々と豪語したのです。
そして、アスベストを輸入禁止にすることは、貿易の妨害にあたると、映像の中では、大臣が、フランス政府を非難しました。
でも、カナダからの圧力を受けながらも、フランス政府は、自国の決定を覆すことはありませんでした。
それは、自国での調査が確かなものであり、アスベストは健康に有害な物質である、という結果を確信していたからです。

一企業の代表どころではなく、一国の大臣自身が、それは、カナダでの調査結果を踏まえてのことでしょうが、アスベストは無害だと言い張った映像を見て、私は、背筋がぞぞーっとしました。
間接的にしろ、多くの人々を死に至らしめた物質を、公の場でもって、堂々と、自らの言葉で正当化していたのですから。

その、世界でも有数のアスベスト輸出である、カナダでは、被害はどうだったのでしょうか。
私自身は、吹き付けたアスベストが剥きだしになっている映像しか見たことが無かったので、どんな場所で取れるものなのか、これまで、全く知りませんでした。
このドキュメンタリーでは、アスベスト鉱山の付近に住む住人たちが、どういった健康被害を受けているかがレポートされていました。
驚いたことに、住居の窓から、白い小高い山が見えるのです。
それは、一見、白い大理石の山に似ていましたが、なんと、アスベストの山でした。
鉱山から切り出されたものが、住民が住む土地のすぐそばに、積み上げられているのです。
(駅構内にアスベストの吹き付けがのぞいているとか、ここでは、もはや、そんな問題ですらなかったのでした・・・)
そして、切り出しを行っている会社に雇われていた付近の住人たちは、ヘルメットだけをかぶり、マスクもなしに、鉱山で作業をしていたと言います。
付近の住人や、労働者たちは、被害者の会を設立して、健康被害の調査をしていますが、国自身がアスベストを擁護する立場を取っているカナダでは、なかなか、因果関係を認めてもらえなかったり、大きな問題が立ちはだかっているようでした。

フランスから遅れること数年、EUでのアスベスト全面禁止後、先進国での使用禁止が広まっている中、今度、カナダのアスベスト輸出会社が目をつけたのは、まだ、それほど、有害性の認識が広まっていないアジアや、南アメリカでした。
特に、ブラジルには、アスベストの大きな鉱山があり、そこを掘削して、アジアや南アメリカ、アフリカに輸出しようとしたのです。
それは、今も続いているそうです。
ブラジルでも、先進国同様、アスベストの有害性を訴えかけ、被害者たちが団結して立ち上がるように、アスベスト反対運動をしているリーダー的立場の女性がいます。
でも、その団体が発表している調査結果は正しくない、我が会社に不利益をもたらすものだと、その女性の名前を出して、わざわざ、掘削を行っている某会社は、本社のあるカナダからブラジル政府へ、圧力をかける手紙を出したそうです。
また、その女性への脅迫も多いとのことでした。
世界的には、アスベストの有害性が、これほどまでに確認されているのに、ブラジルで、禁止法令が承認されなかったのは、掘削会社が、地元の議員5名に多額の献金をしており、彼らが議会で反対したせいだったといいます。
献金は非合法なものではないし、リストも作っている。
それの、どこが悪いのか?
掘削会社の代表は、そのような発言をしていました。

アスベストは、燃えにくいし、確かに、安くて、便利な物質かも知れません。
でも、健康にも害のない、代替物が、アスベストの値段より、ほんの少しだけ高いコストをかけるだけで作ることが出来るのだそうです。
なのに、それを作ろうとはせずに、いまだに、世界のどこかでは、アスベストが生産し続けられている。
そして、それらは、今も、何も知らない人々の家に使われたり、周辺の公共物に使用されたりしているのです。
三十年後に、それらが、人々の肺を侵し、病の床につかせる日まで。

銃弾で人を撃ったり、刃物で人を刺したりして、直接、誰かに危害を加えるのと、このように、いずれは、健康に多大な被害を与える物質だと知りながら、それらを生産し続けることの違いはいったい、何なんでしょうか。
結局、間接的に、多くの人をゆっくりと殺していっているのと同じなのでは?
会社という名のもとで。

今回、このドキュメンタリーを見て、日本は、輸入されてきたアスベストによる被害を受けたわけだけれど、その輸出先が、どのような思惑で、いまだに、輸出を続けているかを知りました。

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by akiko_mama | 2005-08-06 23:34 | TV
ノクターン ~ピアノバラード
木住野佳子『ノクターン ~ピアノバラード』

大好きなジャズ・ピアニストの木住野佳子さんの、初のクラッシック・アルバムが出ました。
春頃から、TVで放映されている、パナソニック・ビエラのCM(小雪さんの背中が、はらりと美しい、アレです)に使われている曲、ショパンの「ノクターン第20番」が収録されています。

CF上では、クレジットは出ていませんでしたが、木住野佳子さんのオフィシャルHPでは、木住野さんのピアノだと書かれていたので、TVでCMを見るたびに、綺麗な曲だなあ、アルバムに入らないかなあ、と思っていたのでした。
それが、きっかけで、今回、このクラシック・アルバムが出ることになったんだとか。
ジャズ・ピアニストとしては十年目の木住野さんでも、クラシックとなると、難しくて、毎日、曲を練習されていたとか。
そんな楽しいお話などが、オフィシャルHPのDIARYでは読めますよ。

そして、とっても綺麗な木住野さんのピアノの音色に、ぜひ、浸ってみて下さいね。


◆木住野佳子オフィシャルHP

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by akiko_mama | 2005-08-04 22:45 | その他
ガタカ
『ガタカ』
原題;GATTACA
(1997年・アメリカ)

近未来の地球。
遺伝子工学が発達し、人間は遺伝子レベルで選別される時代になっていた。
出産の前に、劣性の遺伝子は排除され、良性のものだけを残すことも可能な時代だった。
だが、心臓に欠陥を持つ「不適格者」として生まれたヴィンセントは、超エリートで、将来を有望視されながらも、下半身不随となった水泳選手ユージーンのDNAを金で買い、細心の注意を払って、ユージーンになりすますことで、宇宙開発を手がけるガタカ社に入社する。
宇宙飛行士となる夢をかなえるために。
だが、ガタカ社で一件の殺人が起こり、警察が遺伝子捜査を開始したことから、本来であれば、ありえないはずの「不適格者」が社内にいると発覚して・・・。

ものすごくスタイリッシュでありながら、どこか、50年代や60年代に想像されていた未来像のような、レトロな雰囲気のある映像に仕上がっています。
ヴィンセント役をイーサン・ホーク。
ユージーン役をジュード・ロウが演じています。
別の人間になりすますことで、ヴィンセントは夢をかなえようとし、ユージーンは、自分では叶えることが出来なくなった夢を、ヴィンセントが叶えてくれることを夢見ている。
ある意味、彼らは二人で一人であり、それぞれの利害関係はあっても、一心同体でもあるわけです。
そんな二人の関係が、とても面白く描かれていて。
半身不随の美青年、ジュード・ロウも、その硬質な美貌が、いかにもSF的だったり。

DNAが全ての決定権を持ち、遺伝子レベルでの差別が存在する未来の姿は、いかにも、これから来るであろう時代へ警鐘を鳴らしているようでもあります。
でも、そんなSF的な面を抜きにしても、面白い視点から切り取った、サスペンス・ドラマに仕上がっています。

ちなみに、こちらも未来型美人(?)、ユマ・サーマンも出演していて。
(メークや髪型などが、アンドロイドみたいに完璧だから、レトロな雰囲気もあるのかな?)
彼女は、イーサン・ホークの奥さんですよね。
ユマのお父さんが、アメリカ人では初めて、チベット仏教の僧侶として認められた人だそうで、ユマ自身も、小さいときから、チベットや、アジアのさまざまな国で暮らしていた、という話や、ユマというユニークな名前がチベット仏教に由来することなどを、「アクターズ・スタジオ・インタビュー」に、イーサン・ホークが出演したときに話していましたが。
そんな、映画とは全く関係のないことを思い出しながら、見ていたのでした★

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このジャケットだと、夫婦共演(当時はまだ夫婦じゃないけど)がプッシュされていますね。
女性ファン向けには、イーサン・ホークとジュード・ロウの写真を使って欲しかったなあ・・・。
だって、これって、その二人の絆の話じゃないの?(笑)
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by akiko_mama | 2005-08-04 22:29 | 映画