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ブロウ
『ブロウ』
原題;BLOW
(アメリカ・2001年)

60年代後半、東海岸の郊外の町での貧しい生活から逃れようと、ジョージ・ユングが向かったのは、太陽の陽光溢れるカリフォルニアだった。
そこで、ジョージはマリファナの密売を仲間と始め、たちまち、西海岸で、大儲けすることになる。
だが、72年、マリファナの不法所持で逮捕され、刑務所に入ったジョージは、今度は、刑務所の同房の男から、新しいドラッグのことを聞かされる。
そして、刑期を終えたあと、ジョージが、その新しいドラッグ、コカインの密売を始めると、たちまち、コカインはアメリカ中に広まることとなり、ジョージは再び、使いきれないほどの巨額の金を得たのだが・・・。

実在の麻薬ディーラー、ジョージ・ユングの半生を描いた映画です。
主演はジョニー・デップ。

最初、この映画のことを知ったのは、『アクターズ・スタジオ・インタビュー』で見たときなのですが、そのときの映画の紹介では、実在の麻薬王の話ということで、ジョニデと、恋人役のペネロペ・クルスの、暴力と愛に満ちた、マフィア絡みの内容なのかな、と思っていたのです。
でも、見てみると、全然違って。

確かに、内容は、麻薬王の話なんだけど、60年代後半から70年代の退廃した若者たちが西海岸で繰り広げた、でっかい儲け話というか・・・。
とにかく、意外でした。

ジョージ自身も、幼い頃から犯罪に浸かっていたワルというわけじゃなくて、一応、貧しいながらも堅実な両親の元で育った、普通の若者で。
暴力的でもなく、残忍でもない、そんな彼が、時代の波に乗って、麻薬王になるわけですが。
でも、結局、彼が求めていたものは、金でも、麻薬でもなくて・・・。

『ブロウ』とは、コカインに対する俗称。

とても退廃的ではあるけれど、全然、麻薬王らしくないジョニデの、その弱々しさや、繊細さが、まさにピッタリ。
日本では、内容的にも、それほど話題にはならなかったと思うんですが、公開時、アメリカでは全米8週連続ベスト10入りしたとか。

その当時の、ヒッピーやサイケといった、独特の空気の中で蔓延するべくして、蔓延したドラッグ・ワールド。
時代の寵児であった男の、絶頂と悲しみを描いた映画です。


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by akiko_mama | 2006-02-24 16:07 | 映画