books★movie★diary
sherwood.exblog.jp
映画の感想日記
ライフログ
favorite CD
リンク
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2006年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧
13デイズ
『13デイズ』
原題;Thirteen Days
(アメリカ・2000年)

J・F・ケネディ大統領の元に、ソ連が、カストロ政権下のキューバに核ミサイルを持ち込んだらしい、との報告がもたらされた。
キューバ上空から撮影された写真では、明らかに、弾道ミサイルと、その発射台が写っていた。
緊急で召集された、国家安全保障会議緊急執行委員会では、その対処について、論議が交わされた。
ただちに空爆の指示を求める軍部。
だが、それは、第三次世界大戦勃発にほかならなかった。
軍部の強硬な意見とは異なり、何とか、空爆だけは阻止したいという大統領の意向を受け、弟のケネディ司法長官、友人のオドネル大統領特別補佐官は、大統領とともに、最善策を求めて奔走するが・・・。

1962年のキューバ危機をサスペンス・タッチで描いた社会派ドラマ。
世界が第三次世界大戦を免れた、たった13日間の攻防。
その短い間に、どれだけのドラマがあったのか。
軍部と大統領との間の確執。
このキューバ危機における恨みがあって、軍部が、密かに大統領暗殺を目論んだ、というウワサも、一部にはありますが、それも、まんざらではないというか・・・。

ホワイトハウスの頂点にいる三人の男たちが、軍部を含む政府内の多くの反対派たちを、いかに組みして、13日間に渡る、このケネディ政権最大の苦難を乗り切ったかが描かれています。

オドネル大統領補佐官に、ケビン・コスナー。
でも、その数年後に起こった大統領暗殺事件を描いた『JFK』での、ジム・ギャリソン検事役のイメージのほうが強すぎて、あんまり、大統領補佐官というイメージが湧かない・・・((^^;; 
他の二人、ケネディ兄弟が、それなりに実物に似ている俳優を起用しているあたり・・・。

以前にも、この映画を見ていて、そのときには、気にならなかったのですが、今は気になってしまう、ロバート・ケネディ役。
・・・『デスパレートな妻たち』のミスター・バンデカンプさんなので。
もともと、実物に雰囲気がとても似ている人だったのですね~。

問題があまりに大きいせいもあるのでしょうが、史実を知っていながらも、大いにハラハラできる、緊張感溢れる、良質のドラマになっています。
手に汗握りながら、あっと言う間に、見終わっているというか。
敵はソ連だけじゃない、というところが、とても政治的で、単なる軍隊物の映画とは違う面白さ。
今回、見直して、改めて、こんなに面白い映画だったんだと思いました。

a0019299_226896.jpg
[PR]
by akiko_mama | 2006-03-05 22:07 | 映画
レッド・バイオリン
『レッド・バイオリン』
原題;The Red Violin
(カナダ・イタリア 1998年)

伝説の名器、レッド・バイオリンが、モントリオールでオークションにかけられようとしていた。
そのバイオリンが作られたのは、1681年。
有名なバイオリン職人・ブゾッティの手になる、最後のバイオリンだった。

物語は、1681年に遡る。
ブゾッティの妻・アンナは臨月で、まもなく、出産を迎えようとしていた。
お産を控えて、不安を抱えていた彼女は、臨月の女を占うのは不吉だとの反対を押し切って、家政婦に、タロット占いをしてもらう。
その占いの結果は奇妙なものだった。
「あなたは、長い、長い旅をします・・・」

それは、時を越えた人生。
海を越え、国を越え、彼女は、運命に翻弄され、過酷な放浪の旅を始めることになる・・・。

あるバイオリンが、4世紀に渡り、ヨーロッパや、アジア、いろいろな国で、いろいろな人の手を経て、悲しい運命を紡いでいく様子を描いた物語です。
作中、流れるオーケストラ音楽や、バイオリンの独奏が、なんとも美しく、切なくて。
ジョシュア・ベルというバイオリニストが参加されているそうです。
天才少年役の子役が、とても可愛くて、上手くバイオリンを弾いています。
なんでも、彼は今では本物のバイオリニストになっているんだとか。

不思議な構成の映画になっていて、これは脚本の勝利かな、と。
ただ一人、この映画の中で、私が知っていた俳優、サミュエル・L・ジャクソンが、良い味を出しています。

a0019299_9424260.jpg

1999年アカデミー賞の音楽賞を受賞。
1998年ゴールデン・グローブ賞の外国映画賞にノミネート

芸術大作や、クラシックがお好みの方には、いいのではないかと思います。
[PR]
by akiko_mama | 2006-03-02 09:45 | 映画