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マリス博士の奇想天外な人生
『マリス博士の奇想天外な人生』
キャリー・マリス著/ハヤカワ・ノンフィクション文庫(読了)

GWに東京に行く予定があり、しかも、「こだま」で4時間かけて行くので、何か本を持っていこうと思ったのです。
しかも、ミステリなら、普段、家でも読むから、こういうときは、ちょっと難しかったりする内容(特に、ノンフィクション)が良いなと思って。
そして本屋で、面白そうなノンフィクションを物色していると、ちょうど、本書が平積みされていて。
表紙には、真っ青な海を背景に、サーフボードを抱えたオジサンが写っていて、これが「マリス博士」なのかな???と思いつつ((^^;;

実際、新幹線の中で読んでみたら、あら、まあ、これが、予想以上に面白かったのですよ!!
普段なら、四時間もあれば、半分くらいは車中で眠っているんですが、今回は読み始めると、次のエピソードが気になってしまい、つい、ずっと読みふけってしまいました☆
しかも、いわゆる「化学者」とか「博士」とかっていうイメージからは、あまりに遠いマリス博士のエピソードに、笑いそうになること、たびたびで、新幹線の中で、笑いをこらえながら読んでました。

小さい頃には、洗濯機を分解して、その仕組みから、別のリモコン装置を作りだしたことや、自作ロケットを作るのに夢中になって、しばしば爆発させてしまい、木を全焼させてしまったことや、大学生時代、試薬を作るはずが催涙ガスを作り出してしまったことなど。
そんなエピソード満載のマリス博士は、結局、博士になっても、全然変わってないんですよね。
だからこそ、面白い。

ノーベル賞を受賞しても、やっぱり、いつものマリス博士。
ある物をスウェーデンのホテルで使って逮捕されそうになったとか、もう、「ウソでしょう?」と言いたくなってきます☆

かの有名なO.J.シンプソン事件にも、弁護側に専門家として呼ばれることになり、裁判の内情などが、いろいろ書かれているのも、とても興味深かったです。

内容としては、博士の専門分野であるDNAの話から、テレパシーの話、LSDの体験話まで。
話題も多岐にわたっています。

とにかく、このハヤカワ・ノンフィクション文庫というのは、地味なんですが、日本の新書などに比べて、格段に面白いし、ユニークなんですよね。
こういう類の本を文庫で出してくれている出版社は、他に無いですもん。
去年、読んでハマった『蘭に魅せられた男』もそうですが、結構、私の読みたいツボをぐいぐいと突いてきてくれます☆
そういえば、私の大好きな『ヘリオット先生』シリーズも、このハヤカワ・ノンフィクション文庫から出ていて、それで初めて知ったんでしたっけ。

普段、まず知ることのない、ユニークなノーベル賞学者の生活を覗くという意味でも、この本は、面白かったですね~。

そういえば、一昨日の朝日新聞の書評欄でも、これが取り上げられていて。
あっ、先を越された~っ(><)と思いましたよ(笑)
でも、こういう本こそ、もっと、たくさんの人に知ってもらって、読んでほしいなあと思うのです☆

◆過去の読書日記は、右側のジャンルから、どうぞ。
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# by akiko_mama | 2004-05-11 23:01 | ノンフィクション